続・インド編 (十一) 空道ワールドカップ!
2017年2月10日、インド最大の商業都市ムンバイにメキシコ、グルジア、ロシアなど世界各国から選手団が到着した。主催国であるインドではワールドカップ本戦の前日に選抜大会を行い、各階級より2名を輩出する。 空道は柔道のよ [続きを読む]
2017年2月10日、インド最大の商業都市ムンバイにメキシコ、グルジア、ロシアなど世界各国から選手団が到着した。主催国であるインドではワールドカップ本戦の前日に選抜大会を行い、各階級より2名を輩出する。 空道は柔道のよ [続きを読む]
日本と海外では同じ指導をしても全く反応が違う。国民性というか反応のクセみたいなものがあって、例えば楽天的なラテンの人々はよくダンスをする為か動きが柔らかくノビノビとしている。その反面、不利な状況になるとすぐ勝負を投げる傾 [続きを読む]
いつものちょびっと寄り道。これまで海外の各地で格闘技を通じて交流を図ってきたが、今回のインド駐在においてもご多分に漏れずやってきますたよ。なかなか世界各地で殴り合うってないよね(笑)。 僕の赴任したグジャラート州はガン [続きを読む]
さてさて、ひょんな流れから空道を指導する事になった訳だが、そもそも僕は空道をやった事がない。伝統派空手と総合格闘技の経験はあるが、自分が未経験の競技に対してどこまで有効な指導ができるか未知な部分もあったが、少なくとも今の [続きを読む]
依頼はインド最大の発電会社タタパワーからやってきた。発電所はムンバイ港の岸壁沿いにあるのだが、海上からやってくるボートを監視するのだという。 これには政治的背景があって、2008年11月にムンバイ同時多発テロという事件 [続きを読む]
さてさて、どうするか。僕が会社のオーナーなら何か問題があれば部下に報告するように言う。これ建前ね。言うわけねーじゃん。これまで何度も上司や会社の不正やミスの尻ぬぐいをしてきたし、逆にそれを使って追い込んだ事もある。表向き [続きを読む]
レンズの仕事を拡大するに当たって、当面必要になってくるのは、生産を行っている日本サイドの信頼を得てサポートしたもらう体制を整える事。 既にインドには代理店のようなものは存在したが、販売意欲がなく売り上げも低いままだった [続きを読む]
赴任先の支店は自社と提携先のパートナーを繋ぐ重要な拠点であったが、実際のプロジェクトは日本やシンガポールで発生する為、店舗の運営経費を確保するにはそれなりの売上が必要であった。といっても当時のインドの銀行金利は7~9%ほ [続きを読む]
さて、着任そうそう、まず取り掛からなければならなかった問題は社内の人間関係だった。先に赴任してきた後輩のOは中国以上の詐欺イズムを信奉しているインド人にコテンパンにされて、誰を信じていいかわからない状態になっており、ショ [続きを読む]
さて、会社を代表して提携財閥との折衝する支店長と肩書は立派なものの、実際の人員構成は、僕以外に日本人1人、インド人2人の小さな所帯でとても栄転と呼べるような環境ではなかった。 年間500億円規模にも上る業務提携をしている [続きを読む]